受験生の方々は新型のテスト、すなわち大学入学共通テストがはじまったことや、「情報1」と言われる新しい科目が今後入試で追加されることにより、さらに多くのストレスに晒されることとなりました。

また、社会人の方も変化の激しい時代情勢では、大きなストレスを抱え込んでしまいます。

そのため、メンタルが強くなる方法を見つけて日常的なストレスに耐え続け、いざというときにしっかり力を出し切れるようにしておく必要があります。

そこで今回の記事では、メンタルが強くなる方法を様々な視点からアプローチして解説していきましょう。

 

メンタルが強くなるようにするには基礎知識の習得が大事

まずは、確実にメンタルが強くなるようにするためにも、基礎知識の習得からしていきましょう。

勉強でもスポーツでも、なにごとも基礎が大切です。

このことから本記事でも、最初は基礎的な知識を獲得することから入っていこうというわけです。

そこで本項では、メンタルが強い方と弱い方の両方の特徴について見ていきましょう。

メンタルが強い方の特徴としては、下記のようなものがあげられます。

 

  • ポジティブにものごとをとらえられる
  • 気持ちの切り替えが上手である
  • 他人からの評価を気にしない

これらはメンタルが強くなるようにするための、目指すべき精神性の一種です。

一方で、メンタルが弱い方の特徴としては、下記のようなものがあげられます。

 

  • 過剰な自責思考である
  • 変化することを嫌う

これらの項目は、メンタルが弱い方の代表的な特徴です。

過剰に自分を責める方は大きなストレスを抱えやすく、メンタルが強くなることは難しいと言えます。

また変化を嫌う方は、時代の流れに取り残されやすく、メンタルが強くなる機会を逸しやすくなってしまいます。

メンタルが強くなることを望んでいる方は、自分がこのような思考におちいってないか、振り返っってみると良いでしょう。

 

メンタルが強くなる鍛え方!習慣的な思考・人間関係編

ここからは本記事の主なテーマとなる、メンタルが強くなるための鍛え方の解説していきます。

最初に解説していくのは、メンタルが強くなるために必要な習慣的な思考や、人間関係についてです。

 

日本人はそもそもメンタルが繊細

日本人が他国の方々と比較して、遺伝的にメンタルが繊細であると言われています。

これは科学的に証明されている事実で、実に日本人の約97%の方が不安を感じやすい遺伝子を有していると言われています。

もう少し具体的に説明すると、日本人は「セロトニン」と呼ばれる脳内物質を受容する能力に劣っていることが明らかになっています。

セロトニンとは、情緒を安定させたり気持ちを落ち着かせてくれるホルモンの一種です。

このホルモンを脳内で上手に受容できないと、ストレスに弱い心ができあがってしまい、ンタルが弱くなってしまいます。

そのためメンタルを強化するためには、まずはこの事実を前提として学習しておき、習慣的に意識しておく必要があります。

 

人間関係は調和を意識

人の悩みやストレスは人間関係を起点として発生するものが多いことは、前述のとおりです。

そのため人間関係は調和を意識して、余計な悩みやストレスを回避しておくことが肝要と言えます。

目立ちすぎる行動は避け、周囲と調和することを優先するよう意識しましょう。。

 

メンタルが強くなる鍛え方!食べ物編

食べ物の観点からメンタルが強くなる鍛え方を見ていきましょう。

ここでは、メンタルが強くなるために必要な食べ物との向き合い方について、2点ピックアップしてまとめています。

 

糖質・脂質過多の食事は控える

メンタルが強くなるために必要な食べ物との向き合い方で、最も大事なものの一つが糖質や脂質が過多の食事は控えることです。

人間の身体はストレスを抱えているときに糖質や脂質を摂取すると、「コルチゾール」と呼ばれるストレスホルモンを放出されます。

このコルチゾールが分泌され過ぎてしまうと、脳内の記憶の保管庫が破壊されてしまうことがわかっています。

そして、記憶の保管庫が破壊されてしまうことは、記憶力の低下にもつながります。

また、糖質と脂質過多の食生活は肥満も招いてしまいます。

肥満になると健康状態の悪化は避けられません。

メンタルが強くなることを目指している方は、糖質と脂質の摂取量を見直して、精神的な衛生環境を整えることからはじめてみてください。

 

【女性はとくに注意】飲酒量に気をつける

飲酒はストレス解消の手段として、常飲している方もいるのではないでしょうか?

しかし、飲酒をしてから入眠した場合、睡眠の質を低下させてしまうことがわかっています。

人間の睡眠の深度は4段階にわけられますが、お酒を飲んでしまった場合、3段階目の深度までしか入ることができません。

そのため浅い眠りしか得られず、翌日以降の学習のパフォーマンスにも悪い影響を及ぼしてしまいます。

また、良質な睡眠が得られない状態が長く続くと、脳内における理性を司る「前頭前野」という部位の働きが弱まり、精神が不安定になってしまいます。

メンタルが強くなることを望んでいる方は、お酒は控えて良質な睡眠をとることが重要です。

なお、一般的に女性の方は男性よりも身体が小さい分、肝臓のサイズについても小さい傾向にあります。

このことから、男性よりもアルコールの代謝の能力も低いことがわかっていますので、女性の受験生の方は男性よりも、さらなる注意が必要です。

 

メンタルが強くなる鍛え方!「心を強くする本」編

メンタルが強くなる鍛え方として、読書も取り入れると良いでしょう。

ここでは、メンタルを強くする本を2冊紹介していきます。

 

『MINDSET「やればできる!」の研究』

 

引用:Amazon

 

メンタルが強い方の特徴として、ポジティブにものごとをとらえられることや、気持ちの切り替えが上手であることを、上では取り上げました。

そんなマインドに意識を向けてくれる一冊となるのが、キャロル・S・ドゥエックさん(以下、キャロルさん)が書いた『MINDSET「やればできる!」の研究』です。

この書籍にはポジティブにものごとをとらえることで得られるメリットや、気持ちの切り替えをするためのテクニックが記載されています。

たとえば、ポジティブにものごとをとらえるという点に関しては、興味深い研究結果を明かしています。

メンタルが強くなるための色々な研究データが記されていますので、興味のある方はぜひ一度手に取ってみてください。

 

『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』

 

引用:Amazon

 

『ゼロ なにもない自分に小さなイチを足していく』は、実業家として著名な堀江貴文さん(以下、堀江さん)の書籍です。

この書籍は、科学的なアプローチではなく、ご自身の経験則にもとづいたことがらの方が多く書かれている点が特徴です。

堀江氏の「物語」には心を打たれる記述が多く書かれています。

短期的なスパンで、メンタルがより強くなるための一冊としてはうってつけですので、ぜひ購入してみてください。

 

メンタルは強くなる!大人も受験生も正しい鍛え方を続けることが大事

今回の記事では、メンタルを強くするための方法を探している方々へ向けて、メンタルが強くなるための基礎知識や、メンタルが強くなるための鍛え方などを解説していきました。

現役の受験生のみならず、社会人などの高卒生の方々にも対応できる内容として情報をまとめてきましたので、きっと幅広い方々への有用な記事となっているはずです。

今回紹介したメンタルが強くなるための鍛え方を実践して、あなたのお悩み解決のサポートとしてください。

 
 

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